About me

松林幸二郎

Kojiro Matsubayashi

Oberes Eggli 2 , 9053 Teufen, Switzerland

 1947年、三重県津市に生まれ、少年時代を過ごす。岐阜県瑞浪市の全寮制麗澤瑞浪高校で学んだ後、京都に出て、紙問屋に勤務のかたわら立命館大学経営学部2部に学ぶ。青年時代、芹沢光治良の文学に深く魅され、70年の大阪万博にて初めて生の西洋文化に触れ、ヨーロッパの文化に憧れをいだく。

 

 1973年、五木寛之の冒険小説青年は荒野を目指す”そのままに、片道切符を懐にシベリア航路の貧しき旅人になり、ヨーロッパ、北南米、アフリカと世界55カ国を放浪の旅をする。

 

 旅費を捻出するために米国マサチューセッツ州プロビンスタウンの魚介類専門のレストランでシェフコックとなり、三夏を過ごすうちに街に集う芸術家達に感化を受け、英国エクセター市の語学学校で知り合ったスイス人女学生への手紙にスケッチを添えるようになったのが絵を始めたきっかけ。

 

 3年半後、帰国し三重県津市でお好み焼き店を営むかたわら、日本福祉大学に学士入学をして社会福祉と障害児教育を学び、1978年、スイスに渡りスイス人女性と知り合った6年後に結婚し、3人の娘に恵まれる。うち、長女,次女は結婚し、2人の孫がいる。


 結婚後、スイスアッペンツェル地方に居を定め、30年近くトイフェン村にある重度心身障害者施設に作業療法士として勤務、その後、グループホームで障害を持った青年のために作業所を立ち上げ、4年前に退職し、6人の孫と家族の世話をしている。 

 

 2002年8月、在スイス日本国大使館で、國松孝次大使から“日本とスイスの友好親善と相互理解の促進”の功績で感謝状が贈られる。

個展/グループ展:スイス各地、日本各地、タイ•バンコック、ルーマニアなど。

 

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